完全個室制で納得した治療を
虫歯や歯周病の治療、歯の欠損を補う補綴(ほてつ)治療などを行っております。
重度の虫歯になると根管治療が必要になります。抜歯をせずに治療できるのが「根管治療」(根っこの治療とよく言います)
虫歯が根っこ深くまで進行してしまった場合の治療です。
日本人が失ってしまう原因の第1位の歯周病。
自覚症状がでにくいため、気づかずそのままの方が多くいらっしゃいます。
歯茎の腫れ、出血、歯の動揺など少しでも気になることがありましたら、早期受診をおすすめします。
ポケットの深さ
動揺の程度、レントゲンなど
スケーリング
ルートプレーニング
歯周ポケット掻爬術など
一通り終了したら定期的に検診とクリーニングに来ていただくよう提案させていただいています。
虫歯や歯周病などになってからの治療ではなく、なる前の予防を大切にすることです。歯と歯茎や口腔内の健康を守るために歯科医院での「プロフェッショナルケア」と歯科医師や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア」の両方で予防歯科を実践することをおすすめいたします。
当院では、担当の歯科衛生士がその人のお口の状況にあった方法でPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)をさせていただきます。きちんと歯磨きをしていても歯垢が固まった歯石が付着していることがあります。自分で取り切れなかった汚れは24時間で歯垢となり、48時間で歯石となります。歯垢、歯石を放置していくと歯周病が進行してしまいます。
歯石の上に特に悪影響を及ぼす歯垢が重なってついてきますので、歯ブラシでは取り切れない歯石を専用の機器で除去していきます。とてもきれいに磨ける人でも歯ブラシで60%、デンダルフロスの仕様で80~85%程度までしか歯垢を落とすことができません。PMTCによって歯の表面の汚れやざらつきも除去しますので汚れがつきにくくなります。よって虫歯や歯周病を予防します。
PMTCは痛みもありませんが、機器を使われるのが苦手な方は用手でもさせていただいておりますので、お気軽にお申し付けください。
まず担当の衛生士が歯石や歯周ポケット内のバイオフィルムを除去するのに、エアースケーラーや超音波器具などを使ってはがし取ります。それらの器具を使うことによって細菌の活動を弱め減らすこともできます。
器具で落とした歯の表面はざらざらしていますので、細菌や歯石が付きにくいように歯の表面を磨いたり、ジェットパウダーできれいに仕上げます。
PMTCと同様にご自宅でも正しくケアしていただけるようブラッシング指導を行っています。
各個人に合ったケアを指導していけるように患者様に歯ブラシをあてていただき、磨き方の癖などがありましたら正しい仕方にしていただけるよう説明します。
ご自身のケアがうまくいかないことがあれば、何でもご相談ください。
その後、歯科医師によるチェックにて虫歯の有無や歯周病の悪化がないかどうかを診させていただきます。
一通りのクリーニングが完了しましたら、3~6ヶ月に一度の定期検診をおすすめします。上記の処置を約1時間いただいています。
※患者様のお口の状況によって、時間、期間は多少異なります。
インプラントは人工物のために歯より抵抗力が弱く、細菌が感染するとインプラント周囲が歯周病に近い状態になることもあります。そのためインプラントを長く良い状態に保つには、PMTCを定期的にする必要もあります。
~失った歯を取り戻す~
何らかの原因で歯を失った時の修復治療として近年注目を集めているのがインプラントです。
見た目や使い心地が自分の歯と変わりなく、世界中で多数の方がこの治療を受けておられます。
完全に固定した歯を入れる事によって、限りなく天然歯に近い状態となります。
治療の段階でかぶせ物などが必要になった場合、生体への適応を前提に金属色を隠し、見た目に人工の歯と分からないような天然歯に近い歯を希望される場合の歯科医療のことです。 歯には美的な側面と、機能的な側面があります。その両方を兼ね備えた材料を使用し「美しく、よく噛め、よく話せる、また壊れにくい」ことが本来の健康を取り戻すことにつながります。
クラウンとは、虫歯の治療などで歯を削った後に被せる人工の歯のことで、一般的には「差し歯」や「被せ物」といった呼ばれ方をしています。 比較的小さな虫歯の場合はインレー、詰め物などによる治療を行いますが、大きな虫歯や根管治療をした後は、詰め物ではなくクラウンによる治療となることが多くなります。
セラミック(陶材)とレジン(プラスチック)を混ぜた材料で作られたクラウンです。口腔内で歯科医師が即日に作って装着していきます。
金属フレームの表面にセラミック(陶材)とレジン(プラスチック)を混ぜた材料をとり付けて作られたクラウンです。
ベースとなる金属のフレームの表面に歯の色となるセラミック(陶材)を焼き付けたもので、色、ツヤ、質感などうまくご自身の歯のように表現し作れるクラウンです。
ジルコニアクラウンは、メタルボンドクラウンの内面の金属の代わりにジルコニアを使用したものです。白い自然観のある歯の色にでき金属に負けないくらい頑丈なクラウンです。クラウン全体をジルコニアだけで作ることもできます。
※ジルコニアは、人工ダイヤモンドの原料や医科での人工関節などに使われており金属のように硬く体に安全なものです。
※上記クラウンは、噛み合わせのことなども考えて治療に使うので、患者様の口腔内状況によっては使用をおすすめしない場合もあります。
ホワイトニングは、歯にダメージを与えることなく手軽に行うことができます。男女問わずお気軽にご利用ください。
専用のトレーを作成後、薬剤をひたし、約3週間程度の期間、夜寝るまでの3~4時間装着して頂きます。
最初はしみるかもしれませんが、身体に害はありません。
また、ご自宅で手軽に行えるとはいえ、当然歯科医師管理のもとで行ないますので、ご自分のイメージする歯の白さを私たちにお伝え下さい。
それに応じたホワイトニングプログラムを作成いたします。
※効果は個人差があります。
上顎前歯を中心に3週間から1ヶ月かけて約5万円 税込み(2~4回来院)
小さなお子さまの歯を治療する際に気をつける点は、その子が歯医者が嫌いになってしまわないようにする事なので私達はやさしく、根気よく、丁寧な治療を心がけます。
歯の治療は大人でも嫌なものです。大人は我慢できることでも子どもにとっては大変です。特に小さなお子さまは次のことに注意していただければと思います。
幼児の治療は体調のよい午前中に受診することをおすすめします。昼過ぎや夕方は疲れて機嫌が悪くなることが多いです。
できるだけうそをついて来院されないようにして下さい。かえって嫌がる原因になります。
そのかわり治療後はたくさんほめてあげて下さい。スタッフからもしっかりほめて次もお子さまががんばれるように声かけを致します。
治療そのものも大切ですが歯ブラシの指導など予防に力を入れるのが小児においては大切です。
幼児の場合は「親が子どもにする仕上げ磨きの方法」の指導と子どもへの指導、両方が行われます。
ブラッシング指導の他に食生活の指導やフッ素塗布もしておりますのでご相談下さい。
実は10代の60%が歯肉炎といわれます。それが原因で中高年になると歯周病に移行して歯が抜けてしまうこともあります。
歯肉炎とは歯茎に炎症がある歯周病の初期状態をいいます。これがひどくなり、ますます細菌や歯石が原因で歯肉の病気が進行していくと歯周病となっていきます。
子どもの時から予防しておくと生涯にわたり歯を長く残すことができます。
虫歯の予防と同様に丁寧なブラッシング自体が治療と予防になります。
歯石がある場合は除去もします。
その他、食生活の改善、体力をつけて免疫力をつけておくこと、口呼吸しないこと、歯並びの改善(矯正)なども予防につながります。
乳歯であっても虫歯を放っておくのはよくありません。
虫歯が進行し激しく痛む歯は、うまく噛む事ができず食生活も乱します。又、早期に乳歯を失うことで永久歯の萌出や永久歯列に問題を起こすこともあります。
約3~6ヶ月に一度、乳歯の定期検診を行うなどして常に状態を管理しておくと良いと思います。